時空の狭間

今日は、12月とは思えないくらいの
暖かなお天気の1日でしたね。

わたしはウールのワンピースにニット帽で出掛けたのでちょっと暑かったです。

きのうも、穏やかな陽気の1日でした。

夕方psipsinaでは、お天気のいい日にしては珍しく、パンがいつもより残っていました。

お客さまがいらっしゃいました。
ドアを開けると、そこに立っていたのは、3人の明るくて元気そうな女性のお客さまでした。

「わたしたち、そこの施設で働いているんです」
と、1番前に立ってドアを押していたお客さま。

psipsinaの2軒となりに高齢者用の施設があります。

送迎のお車でしょうか。
ワゴン車が何台も、朝夕に出入りして忙しそうです。
働いている方も、よく見かけます。
世界有数の長寿の国日本の、
さらに全国でもかなり温暖な地域に属する茅ヶ崎にはご高齢の方が、
やはり多いのでしょうか。

小春日和の暖かな午後などは、古い歌が伝わり聞こえてきてなかなか和みます。
歌っていいですね。

今回のお客さまは、この施設の職員の方のようです。
ご近所さんですね。

続けて、お客さまは
「雑誌でこのお店のこと見て…どこにあるの⁉︎ってみんなで騒いで、やっと見つけて来たんです…!いつオープンしたんですか?」


!!!!!

えっ……?

やっと見つけて…?

えっ…⁉︎



psipsinaは静かな住宅街の路地の奥にあります。

だから通りかかって見つけてくださったり、
なにかのついでに寄ってくださるお客さまより
わざわざ来てくださるお客さまの方が多い店です。

Openから1年以上経った今でも
去年の10月にOpenしましたと言うと
驚かれることが多いです。

知られてないんです(笑)

でも…

でも…

隣の隣の方にも知られてなかったとは…


も、もしかして…もしかして…

psipsinaって
見えない店なのでしょうか…

時空の狭間にある店なのでしょうか?

そこにあっても見えない。

ハリーポッターの漏れ鍋みたいに…
ある特殊な人にしか見えない店なのでしょうか…?

たぶん、このブログも…
見える人にしか見えないのかもしれません。

だから、いまこれを読んでいるあなた…
そして、psipsinaに来たことのあるお客さまは
幸運なのかもしれません…(笑)

奇しくもその日の午後いらしたお客さまに
「この店、妖精さんいるでしょ」
と、言われました。

はい、います。と答えました。

なぜなら本当にいるからです。

引かないでください(笑)
本当にいるんです(笑)

妖精さんは、時々店番をしてくれています。

妖精さんに逢いたい方は、
いつとは言えませんが
午後、来ていただくと
幸運なら妖精さんに逢えるかもしれません。

妖精さんの氏素性は、
妖精さんに聞いてください。

答えてくれるはずです。

本当ですよ?(笑)


時空の狭間に存在していて
たぶん見たい人にか見えない…
そして妖精さんがいるパン屋

それがpsipsinaなのかもしれません…

(笑)


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます♡

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茅ヶ崎市共恵にある小さなパン屋psipsinaです。

《ワインに合うパン》をコンセプトにパンを焼いています。

すべてのパンを、店舗奥の製造室で育てている自家製天然酵母だけを使って焼いています。

家族の一員である可愛いペットと同じように、自家製天然酵母を慈しんで育てています。

そうやって丹精込めて育て上げた自家製天然酵母とゲランドの塩、鉱水、きび糖、粉だけを使い、白砂糖、保存料不使用の完全無添加で生地を仕込み、長時間低温熟成で12時間〜36時間の発酵時間を取り、小麦の持つ旨味を最大限に引き出して焼き上げています。

滋味豊かで味わい深いpsipsinaのパンは、酵母の具合に合わせて、毎日少しずつ味わいが変わります。



ワインに合うパンがコンセプトということで、基本はレーズン酵母ですが、季節によって生のフルーツや、ヨーグルト酵母を使ったパンもございます。

自宅でパンを焼くときのように、いつも健康でいて欲しい大切な人のお食事を作るように、体にいいものを使って、美味しくなるようにフィリングもなるべく沢山入れて、そして余計なものは入れないパンを焼いています。



psipsina(プシプシーナ)

〒253-0056
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-16-12
☎︎0467-38-6067

Open: 月水金土 9:00〜20:30(不定休あり)
(季節や温度によって発酵に時間がかかり、Openが遅れることがあります)